コマツナ春まき(無施肥・無農薬・不耕起)2024年2月中旬~5月上旬

2023年の秋から無施肥・無農薬・不耕起の自然農の野菜栽培を目指し、庭での野菜栽培をしています。まだまだ土づくりの段階ですが、少しでも栽培できるように試行錯誤しています。

昨年、種とりしたコマツナを春にまいてみます。
もとの品種はタキイ種苗の楽天です。
発芽適温は20~25℃ですが、6℃くらいから発芽するとのこと。
地温を測ったところ、朝夕で10℃前後あったので、早めの播種をしてみようと思います。

特性ほか

和名コマツナ(小松菜)
学名Brassica rapa
科属アブラナ科アブラナ属
原産ヨーロッパ地中海沿岸地域
発芽適温20~25℃ 最低4~8℃ 上限40℃
播種方法条まき
播種時の覆土5mm~1cm程度
生育適温18~20℃
種子好光性
土壌酸度ph5.2~6.8
品種楽天(2023年に種とりしたもの) タキイ種苗株式会社
出典:一般社団法人日本種苗協会 komatuna.pdf (jasta.or.jp)(参照2024-02-18)

2月18日 播種

蒔く場所は、家の北東側です。
品種はタキイ種苗の楽天です。昨年の秋に種とりしたものです。
上手くいかないかもしれませんが、少しずつ種とりにも挑戦しています。

種をまくところに5mmくらいの深さの溝を長さ1m掘っています。
手前の黒い土が出ているところです。

横から近くで撮った写真です。
少し凹んでいるのが分るでしょうか?
溝の底は軽く鎮圧しています。1cmくらい表土を削って土を戻したので、鎮圧して土の隙間を少し埋めています。

種をまいたところです。
溝の中央付近に一直線にぱらぱらとまいています。
少し紫かかったり、黒っぽかったりする丸いものがコマツナの種です。

もう少し拡大したのがこちら。
少しボケてしまっていますが、丸い粒が種です。
種と種は、1cm間隔くらいを目安にしています。
ただ、種とりした種なので、発芽率が低くなる可能性があると思い、少し濃いめの密度で蒔いています。

種の上から土をかけて覆土しました。
だいたい5mmくらい土をかけています。
コマツナは好光性種子なので、覆土が多く種の上の土が厚くなってしまうと、発芽しにくくなります。
土をかけた後は鎮圧して、種と土が密着するようにしました。密着すると土が保湿している水分を種が吸収しやすくなります。発芽には水分が必要なので、鎮圧した方が発芽がよくなるはずです。

またまた、横から見るとこんな感じ。
鎮圧している感じが伝わりますでしょうか?

今年は比較的暖かいようなので、少し早めにまいてみました。
この場所は、北側で午前中しか日が当たらないうえ、横に見える黒いガーデンエッジで少し日陰になるので、日当たりが足りるか心配です。また、ダンゴムシが多いことが気になります。
昼間の地温を測ったところ10℃前後まで上がっていたので、温度的には発芽できる条件にはなっていると思うのですが。

失敗したら、また蒔き直せばいいと思っていますが、上手く育ってくれるといいなぁと思います。

3月3日 播種(やり直し)

2月18日に蒔いたコマツナですが、1粒も発芽しませんでした。
失敗してもいくつかは発芽すると思うのですが、1粒も発芽しないということに???です。

蒔いた少しあと、蒔いた場所に小さな穴がいくつか空いていました。(写真は撮り忘れてしまい、しばらく経って穴がなくなっていました)
前からそうなのですが、我が家の菜園には、ダンゴムシがかなりいます。
蒔いた時にもダンゴムシがちらほらといたので、このダンゴムシが種か地中で芽がでたところを食べているのではないかと思っています。

昨年、畝を立てて蒔いていた時は、ここまで酷い被害が無かったので、改めて畝を立てて蒔き直しました。

2cmくらい盛り上げています。
仕切り直しで芽が出てくれるといいなぁと思います。

3月17日

2/3くらい芽が出ていました。
どうやら畝を立てた方が芽が出やすいようです。
畝を立てることで地温や水分量に違いが出ているのでしょうか。

4月7日

ぼちぼち大きくなってきました。
発芽してから2週間以上経っています。
生育が遅い感じがします。日当たりがあまりよくない、肥料分が少ないなどが原因として考えられます。
少しずつでも成長してくれるとよいと思っています。
もう少ししたら間引きでしょうか。

5月3日 除草・間引き

周りの雑草の生育が早く、少し雑草に飲まれて来てしまいました。
やっぱりコマツナの生育が遅いように感じます。

除草と間引きをしたところです。
しっかり生えているのですが、大きくなっていない様子がわかるかと思います。

5月10日 とう立ち

葉が大きくなる前に、花芽が伸びて来てとう立ちしてしまいました。
食べるところにはたどり着けませんでした。
無施肥・無農薬・不耕起で葉物の栽培は難しいです。
土が肥料分を持つように育っていかないとなかなか上手く行かないのかもしれません。

葉物が育つような肥料分を持った土を育てること、虫対策をすること、葉物を作るための課題があります。
土づくりは数年かかると思っているので、まだまだ時間がかかりそうです。

芽出しが上手く行かないところからスタートしているので、少しは前進しました。
失敗しても諦めずに続けていきたいと思います。

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