カブ春まき(お庭で無施肥・無農薬・不耕起)2024年4月~

自然農・家庭菜園

2023年の秋から無施肥・無農薬・不耕起の自然農の野菜栽培を目指し、庭での野菜栽培をしています。
まだまだ土づくりの段階ですが、少しでも栽培できるように試行錯誤しています。

今回はカブの春まきの様子の紹介です。

特性ほか

和名カブ
学名Brassica rapa var
科属アブラナ科アブラナ属
原産ヨーロッパ地中海沿岸地域、アフガニスタン
発芽適温15~20℃ 最低4~8℃ 上限40℃
播種方法条まき
播種時の覆土1cm程度
生育適温15~20℃
種子好光性、比較的強光
土壌酸度ph5.2~6.8
品種あずま金時かぶ 株式会社トーホク
出典:一般社団法人日本種苗協会 jasta.or.jp/active/download/docs/kabu.pdf(参照2024-02-27)

4月7日 播種

南側の日当たりのよい場所に蒔きます。

エンバクが生えていた場所を空けて小さな畝を作りました。
上に横にしてあるのが刈り取ったエンバクです。
狭いスペースであれば、畝を立てても立てなくても発芽が変わらないと思っていたのですが、畝を立てないと発芽がよくなかったので、小さな畝を立てるようにしています。

畝の上に溝を作り、種を蒔きます。
種は0.5~1cm間隔くらいを目安に、指で捻じるようにして落としています。

横から見たところ。
5cmくらいの低めの畝です。

蒔き終わったら土を被せて鎮圧します。
この後水を撒いて発芽を待ちます。

4月20日 発芽と播種

無事に発芽しました。
少し密度が濃い感じがします。
発芽が悪いかもしれないので、少し濃い目に蒔いているためです。
もう少ししたら間引きして株間を広げます。

時間が経ち雨が当たって細かな石が浮いてきました。
家の庭なので細かい石が結構あります。
作物を育てる土としては、まだまだ育っていないと思っています。
何年かかけてよい土になってくれるよう考えています。

畝の右側の空いているスペースにも種を蒔いていきます。
一度に収穫が多くなりすぎると消費できないので、時期をずらして種を蒔いています。

5月3日 間引き(1回目)・発芽

最初に蒔いた左側のカブがだいぶ大きくなってきました。
右側のカブも無事発芽しています。
左側のカブは大きくなって密になっているので、間引きをしていきます。

左が間引き前、右が間引き後です。
密度が薄くなっているのが分かりますでしょうか。
株の間が2~3cmくらいになるようにしています。

右側のカブも密度が濃いところを間引きしました。
こちらは1cm間隔くらいにしました。
横からの写真の方が分かりやすいですね。

5月19日 間引き(2回目)・まき直し(1回目)

だいぶ葉が大きくなってきたので2回目の間引きです。
土の中のカブがぶつからない程度の間隔を目安にしています。
3~5cmくらいでしょうか。

葉の虫食いが目立ちます。
間引きしながら葉の中を見てみると芋虫が3匹いました。

あとから蒔いた方のカブです。
こちらの方が若いからでしょうか、被害が酷いです。
半分近くの株が茎の途中から食べられてしまい、無くなっています。

拡大した様子。
茎が食いちぎられているような状態です。
よく根切り虫と呼ばれる芋虫にやられたものと思われます。

少し調べてみました。
葉を食べているのはカブラハバチの幼虫のようです。
葉に付いていたのは黒い芋虫だったので、ほぼ間違いないと思われます。

茎から食べているのはヨトウムシの幼虫が怪しいです。
こちらは現行犯を捉えることはできませんでしたが、近くに蒔いたエダマメの土の中にいました。
カブラハバチの幼虫も茎を切るようですが、葉を食害していたため、今回はヨトウムシの方が怪しいと思っています。

無農薬で栽培する場合は、虫と病気をどう対処するかが課題ですね。
虫に関しては、益虫もいるようになれば、大きな被害が出なくなると思っています。
そのために、多様な植物を密気味に育てるようにし、多様な虫が増えるようにすることと、栽培している作物だけに虫が集中しないようにすることで被害を減らせればと考えています。

幸い季節的にまだ蒔けるので、食べられてしまったところには、種を蒔き直しました。

上手く行かないことが多く、諦めそうになることもあります。
それでも気を取り直して観察したり勉強したりし、少しずつでもよくなるようにしたいです。

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